人財育成
世界トップレベルの生産技術者を育てる。
それが中外製薬工業の人財育成方針です。
中外製薬グループでは、人を企業の“財産”と位置付けており、社員を“人財”と呼応し人財育成についても積極的に取り組んでいます。
グローバル水準の技術・設備を有する中外製薬工業では、革新的な技術、設備を追求しより早く安定的に患者さんに治験薬・医薬品を届けるために、中外グループの開発・生産部門として独自の人財育成方針を掲げています。
当社の人財育成制度には、定期的な研修やスキルアップの機会提供、キャリア開発支援などさまざまな制度が含まれています。これらすべてが、当社の基盤となっています。
人財育成方針
- 一人ひとりが自律し、常に学び続けられる環境を提供する
- ものづくりのミッションである品質、コスト、納期を高次元で追求する技術者を育成する
- 新しい価値を創造できる挑戦的な人財を育成する
- グローバルに通用する世界トップレベルの生産技術を有する人財を育成する
- コア技術を深耕・伝承し、強い組織を創る
- 本部戦略を策定・実行していく経営人財を育成する
人事制度
仕事を通した成長のしくみ
生産プロセスの開発から生産計画の実行に至るまで担い、
医薬品を安定的に世の中に送り出しています。
中外製薬工業では、会社の持続的の発展のためには従業員の成長が欠かせないと考えています。人事処遇制度は、適性や能力に応じて求められる「役割と責任」を基準として、得られた「成果」とその過程で発揮された行動を評価することを基本としています。
人事処遇制度の運用を通じて、従業員のひとりひとりの成長をサポートするとともにその成果が会社の発展に結びつくことを目的としています。
タレントマネジメント
一人ひとりの能力と適性に応じた育成を目的に、タレントマネジメントシステムを推進しています。
キャリア申告制度
「自律と互いの成長に向けて一人ひとりが自分の価値に気づき育む機会を大切にします」というキャリアポリシーに基づいた、社員が仕事に関する希望や将来のキャリアなどについて会社に申告することができる制度を用意しています。
技術者育成制度
中外製薬工業では、技術者の早期育成のため、また高い目標を目指すために各種技術者育成制度を取り入れています。
メンター制度
先輩社員の1対1の支援により、
初めてのことでも安心してチャレンジすることができます。
中外製薬工業では入社後に実施する新入社員研修に加え、実際の配属職場において先輩社員である「メンター(支援者)」が1対1で「メンティー(新入社員)」に対し指導・支援を行う「メンター制度」を導入、運用しています。
メンター・メンティー間の日常的なコミュニケーションやサポートを通して意欲を引き出す等の継続的な支援を行いながら、目標達成に導くための支援制度です。職場配属から8か月間適用されます。
期間中はメンター・メンティーお互いがコミュニケーションツールなどを通じて、仕事の進め方のみならず職場環境や生活面でも様々な相談やアドバイスをすることができます。
また、人々の健康を支える重要な医薬品を製造するためには社内資格である作業者認定が必要であり、これをスムーズに取得する支援にもつなげています。
なお、キャリア入社の場合も、入社後に生じる不安や疑問を解消しやすいように、同じ部署部門から「キャリアメンター」を選任し、第一線での活躍をサポートしています。
特定技術業務・特定技術者認定
会社が「特に高難度業務である」と指定した業務を特定技術業務として指定し、それを担う社員を特定技術者として認定し、処遇する仕組みです。
マイスター制度
技術者として専門性の深さ・幅を持ち、関係メンバーへの影響力があり第三者から一目置かれるなど、技術者として目標となる、且つ、次世代に向けた技術の伝承や人財育成での活躍を期待できる人財に、マイスターの称号を付与する制度です。
自己啓発支援
自ら主体的に学び成長し続ける自律型人財の育成を目指し、社員一人ひとりの自己啓発による学び・成長を、学習機会の提供や受講料の補助等によって支援しています。
e-learning サイト「I Learning」
自ら主体的に学び成長し続ける自律型人財の育成を目指し、社員一人ひとりの自己啓発による学び・成長を、学習機会の提供や受講料の補助等によって支援しています。
SIP(Self Innovation Program)
受講したい講座やスクールを選び、受講を修了する(会社の規定する条件を満たす)ことで、受講料の50%(年間上限あり)が補助金として支給されます。