世界のロールモデルを目指すバイオ医薬品の開発・生産拠点 宇都宮工場

バイオ医薬品の生産拠点として数々の医薬品を世に送る

当工場は、1990年にバイオ医薬品の製剤工場として事業を開始しました。以来、バイオ医薬品の原薬および製剤製造、検査、包装までを手がけ、世界に製品を送り出しています。

複数のバイオ医薬品を生産

宇都宮工場はバイオ医薬品の製造拠点です。世界中で販売されている関節リウマチ等の治療薬をはじめ、複数のバイオ医薬品を生産しています。
関節リウマチ等の治療薬については原薬、製剤、検査、包装の全行程を手がけています。
製品をいち早く患者さんに届けるためには、緻密な生産計画の立案と出荷するまでの期間短縮が求められますが、宇都宮工場の強みである担当業務の枠を越えた連携により社員が様々な形で協力し、この課題を克服しています。
2030年に向けて当社が掲げる目標はとてつもなく高いと考えますが、生産機能のトップランナーを担うためにはクリアすべき目標だと思います。
今後、宇都宮工場でもデジタル技術や新たな生産技術を導入していく予定ですが、それらを活かし、効率的な生産体制の構築や従来の工場にはない新しい働き方ができる職場を実現したいと考えています。

革新的な医薬品と人財を生み出す工場を目指して

豊富な開発パイプラインとロシュ・グループのナレッジは成長への大きな強み 宇都宮工場 工場長 磯野 哲也

中外製薬の開発パイプラインは、国内トップクラスの充実度を誇ります。また、革新的な医薬品開発のため、その製造プロセスにも今までにない技術が求められます。
生産を担当する我々にとって革新的な医薬品を生産、上市する機会が増えることは、大きなチャレンジであると同時に、成長する格好の機会でもあると思います。
当工場はロシュ・グループのバイオ医薬品における主要生産拠点の一つでもあります。そのため、人財交流プログラムも含めてロシュ社の研究者・技術者と協働で仕事をする機会も数多くあります。
世界有数の製薬企業であるロシュ・グループの技術、経験、働き方、発想などを学べる点は、組織としても、一人ひとりの社員にとっても恵まれた環境だと思います。
中外製薬とロシュ社の強みを最大限に活用しながら、これまでに培ったグローバル水準の医薬品生産技術、品質管理技術、品質保証体制をさらに発展させ、世界のロールモデルになるような医薬品工場を目指していきたいと考えています。

担っている工程

※肩書き、役職等は取材時(2024年4月)のものとなります。

グローバル水準の生産拠点

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