異常逸脱再発率ゼロ/付加価値率倍増
医薬品製造に欠かせない安定性。「守り」の指標でこれを維持する。
異常逸脱は製造業にはつきものですが、大切なのはその真の原因を究明し、二度と繰り返さないことです。再発率ゼロを掲げることで、製造における安心と安全を徹底します。
品質保証部門や品質管理部門を中心に異常逸脱再発をなくす努力が続いています。製造プロセスを、量産に移行させるにはさらなる課題解決が必要で、不具合やトラブルも発生します。特に初期段階ではそれが起こりやすいため、これを修正し、安定的な生産を実現しなくてはなりません。
新薬をいち早く市場に導入し、必要な数量を安定的に供給することで、
投資以上の価値を生み出します。私たちはそのための努力を続けます。
付加価値率にはさまざまな捉え方があり、当社の場合、「新薬開発の莫大な投資に対し、十分な市場価値を作れるかどうか」になります。これは製品を迅速に上市し、安定供給することによって初めて可能となります。そのためにさまざまな部署が生産性向上活動やコストの最適化に向けて努力を続けています。
さらに、医薬品製造には供給責任があるため、開発、製造を行なう私たちは、必要に応じてCMOに委託して生産量を確保することも考えなくてはなりません。ここにおいてもスピードと、安定的な供給が価値の源泉になります。
ポーラスター達成に向けた事業部間の連携
あらゆる部署の努力が総合的に、付加価値率に反映されます。直接的な生産稼働率向上、コスト削減という面では、経営管理部、工場、デジタルエンジニアリング部の取り組みが欠かせません。