総合的な視野で経営を支援 経営管理部

幅広くコーポレート機能を果たす

経営管理部は当社のコーポレート機能を担い、経営陣や関係部署と連携しながら、会社の戦略や計画を立案するとともに、あらゆるリソースを効果的かつ効率的に活用する環境を整え、戦略を実行しています。
主な業務は経営の意思決定の支援、経理、人事、総務、資産管理、リスク管理、法務などです。

経営管理部

将来を見据え、人財採用、育成に注力

経営管理部の役割は多岐に渡ります。代表的なものとしては会社のビジョン・戦略の策定、社内外への発信があります。
また、その戦略を実行するために、資金・資産を適切に管理するとともに、新工場建設や改修のための投資判断を支援、実行します。
人財の獲得・育成には特に力を入れています。もともと医薬品の生産が中心だった当社は2009年から治験薬の生産を始めました。これに伴い、求められる人財像も変化し、プロジェクトマネジメント力やリーダーシップが必要になりました。
これまでは業務に関する教育や育成は現場のOJT(On-the-Job Training)がその中心を担ってきました。現在はOJTを中心にすえながらも、社員の成長を一層促進するため、また、新たなスキルを養うためにOff-JTの充実を図っています。社員一人ひとりが目指すキャリアを考え、自律的に学び、成果を出していくサイクルを定着させることが組織・個人の成長につながると考えています。
さらにデジタル化戦略に伴い、より多くのデジタル人財が求められています。そのために、中外製薬グループとして社内教育を充実させるとともに、即戦力としてのキャリア採用も積極的に行っています。このほか中外製薬やロシュ・グループとの人財交流、従来の人事異動とは異なる、人財育成を目的としたローテーションのしくみ作りを進めています。

世の中に存在していなかった医薬品を生産

患者さんの人生を開く製品を作る仕事のおもしろさを多くの人に知ってほしい 経営管理部 部長 川田 雪

製造する医薬品が増え、業務が多様化する中、当社の仕事を深く理解していただける人財の拡充が求められます。
当社はこれまで高付加価値な医薬品を生産し、患者さんにお届けしてきました。まさに当社が中外製薬グループの一員であるからこそ携わることができる業務であり、このような製品を製造できる会社は多くありません。患者さんのためになる医薬品を作ることはワクワクする仕事です。
当社なら、このような仕事ができるということをぜひ、多くの人に知ってほしいと考えています。そのために経営管理部では当社とその業務を社会に知っていただくことやブランディング活動にも力を入れています。
働く人の価値観が多様になり、またデジタル技術が進展する中で、社員の働き方が変わってきています。
医薬品製造の特性を踏まえながら、さらに働きがいを感じられる環境を整えていきたいと考えています。ぜひ多くの方に仲間に入っていただきたいですね。

※肩書き、役職等は取材時(2022年8月)のものとなります。

中外製薬グループでの中外製薬工業の役割

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