施設管理 担当 藤枝工場施設グループ 所属 藤枝勤務 2011年新卒入社 機械系 専攻

藤枝工場施設グループ 所属 施設管理 担当 藤枝 勤務

2011年新卒入社
機械系 専攻

入社の動機・経緯

機械工学を学んだことを幅広く活かしたいと考えました

学校では機械工学を学びました。
就職で医薬品業界を目指したのは、親族に医薬品業界で働いている人がいて、その人の話を聞いて、同じ業界で働いてみたいと考えるようになったからです。また、機械工学を学んだことを、幅広く活かしたいと考えたこともあります。
機械や装置のメーカーでは、自社製品だけになりがちですが、医薬品会社ならユーザーとしてさまざまな機械や装置を扱うことができます。
中外製薬工業のことは、就職活動中に初めて知りました。真面目でしっかりした会社というイメージでしたが、一方で、自由な雰囲気もあるのが魅力で、入社を決めました。

現在の所属部署・役割

施設管理

保守や修理だけでなく、新しい製造棟の建設にも参加

藤枝工場の施設グループに所属しています。仕事は幅広く、設備や機器の修理、トラブル対応、定められた製造条件を維持するための毎年の定期点検、建物や設備の維持管理、新築や改修など。私たちが扱う対象は鍵や蛍光灯から、各種センサ、真空ポンプ、製造装置、クリーンルームなど多岐に渡ります。
専門家や協力会社の手を借りることもありますが、自分たちで直せるものは直しています。私は入社してから電気工事士の資格を取得、電気系統の修理なども手がけます。
保守や修理だけでなく新しく作る仕事もしたいと上司にキャリアについて相談していたところタイミングよくエンジニアリンググループに異動でき藤枝工場の製造施設の建設に携わることができました。更に藤枝工場で建設中の中分子医薬品製造施設の工事に参加しました。その後、施設グループに戻りましたが、今も引き続き、この業務に取り組んでいます。

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自分の業務・やりがい

藤枝工場施設グループ 所属 藤枝勤務 2011年新卒入社 機械系 専攻

多様なバックグラウンドを持つ方々に出会い、大いに刺激を受けました

私の仕事は現在ほぼ9割が新しい製造施設の建設工事です。この仕事は総投資額500億円を超える大型プロジェクトです。
一緒に働いている方々は、当社でずっと働いて来た方もいれば、キャリア採用でゼネコン、化学メーカー、医薬品メーカーなどから来られた方もいます。専門分野も、建築、機械、電気、化学と多彩です。
初めて新しいものを一から作ったのは前回の製造施設の建設工事に携わったとき。勤務地が浮間工場だったので、週の半分は浮間、もう半分は藤枝という生活をしていました。すごくおもしろい仕事でしたが新しい建物を作るということは、自由なだけに何をどうすればよいのかわからない大変さもありました。
しかし仕事を通じて多様なバックグラウンドを持つ方々に出会い、異なる視点、発想に触れて刺激を受け、意欲的に仕事をすることができました。

人間関係を調整し、コストやスケジュールを守り、良いものを作ることが充実感につながっています

今回の建設プロジェクトは、建築、プロセス(製造設備)、IT(コンピュータやネットワーク)、EHS(環境や安全に関する施設)などの分科会を作り、それぞれの分科会で役割を分担して進めています。私は建築分科会のサブリーダーを務め、主にプラントエンジニアリング会社の方々と相談しながら仕事を進めています。
この仕事は限られた期間の中で、非常に多くの判断をしなければなりません。そのとき苦労するのは技術的なことより利害が影響する人間関係の調整。社外の取引先は利害関係者ですが、社内でも利害関係は複雑です。
例えば、製造部門は効率的な製造を最優先して要望し、資材部門は運搬や入出庫しやすさを考えて要望し、二つの共存が難しい、といったことは珍しくありません。また置かれた状況によって求めるものが違うこともあります。それらを調整し、コストやスケジュールという条件を満たし、良いものを作ることが仕事での充実感につながっています。
施設グループとして既存の生産設備の故障やトラブルの対応もしています。これまでの10年間のトラブル対応の中には、今日明日中に復旧させないと製造途中の製品が廃棄になるという状況もあり、そうしたときに無事、安定性の期間内に復旧を果たし、生産再開できたときは大きなやりがいを感じました。

展望とメッセージ

関係する分野が多く、故障やトラブルもさまざまで、何にでも対応する力が必要

入社したとき、私が製造でなく施設を希望したのは、仕事が多岐に渡るので常に新鮮な、緊張感のある気持で仕事ができると思ったからです。機械系で入って製造に携わった場合、専門家になることが多いのに対し、施設系は守備範囲が広く、何にでも対応しなくてはなりません、化学、薬学、建築、機械と関係する分野は多く、故障やトラブルもさまざまです。
個人としても、多種類の仕事をする立場にありますが、一つの仕事は100点を取るが他は30点というのではなく、どれもそろって80点以上取るのが私の理想です。そう考えると、専門家志向の人は製造向き、いろいろなことに興味のある人は施設向きなのかもしれません。
今後2年ほどは現在の新規建物の建設に携わっていく予定です。その後は、まだ見えませんが、どのような新製品を製造するかによって必要な設備や建物は違うため、その方針に沿って老朽化した設備や建物を徐々に新しいものに入れ替え、工場全体を新陳代謝させていくような仕事をしていきたいと思っています。

※担当・勤務先は取材時(2022年10月)

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